@ 仕口・継ぎ手の紹介
木造建築、大工の技術

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この部材は梁の仕口です。
材料は米松(サイズ1尺×4寸・・・333mm×121mm)
※加工(キザミ)手順は厳密には省略している部分があります。

加工の際は墨付けを基準にしますが、その場所によって墨(寸法線)を切る・残す、墨より控えて取る、墨をかすかに残す、
真っ直ぐ切る場所があれば微妙に変化を付けながら切る場所も有ります。

墨(寸法線)は非常に細い当然ながら1mmもありません、この墨を、上で取り上げた加工を行うには、最後の肝心な所はノコギリによる
手仕事でなければ、出来ない微妙な加工があってこそ、本来の仕口・継ぎ手が完成するのです!

一見全て同じ様に墨(寸法線)どうりに真っ直ぐ加工してある様に見えますが、本当は木の性質・大工の長年の知恵と経験で何十年何百年と
その建物をもたせる工夫があるのです。
大工職人の手仕事が、あってこそ本来の在来軸組み工法が強固な建物となるのです!!
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担当 足立
090−9862−6226


@
まず材料に寸法線を入れます。
この事を墨付けといいます。
A
墨付けにどうりにノコギリで切断します。
(墨を切る・墨を残す、切り方にも
色々と決まりがあります)
B
切断した面に上の墨を写します。
B’
初めに墨付けした墨は切断面に写す為に
前もって書きます。
この写した墨を基準に加工していきます。
もちろん付けた墨どうりに
加工してはいけません。
墨を基準に加工するのです。

C
反対側も同じ用に加工します。
D
E F
この四角い穴(こみ栓穴)の部分も、
開けるだではいけません。
手刻み大工が家の構造を無料で確認します
G
完成

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工事担当 足立 奏一 090−9862−6226



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