鉋 台 作 り・台打ち


○これが鉋台になる樫の木(赤樫)です。

約15年寝かした樫の木(赤樫) ○真ん中1m程はMさんから大鉋の台に欲しいと言う電話があり、Mさんの元へお嫁に行きました(笑)
上の50cm程は長台・寸六鉋に使った場所です。
○今回は残った部分の上40cm程切り作りました。


皮の付いている白太は使いません。 大きめに3等分して切断。
それぞれ木造りします。 今回は真ん中の部分で製作。
上端と側面に墨付け。 下端に墨付け。
墨どうり彫ります。彫りすぎ無い様に注意して(笑) 下端の口は重要!慎重に。コッパ返しの角度・深さも注意。
表なじみを口に向かってきれいに彫ります。 鉋刃の厚みを型紙に写し切り取る。自己流(笑)
それを定規に押さえ溝の墨を付ける(笑)
(自由がねで8分勾配を付ける方が良いです)
墨どうりにノコで切りノミで彫れば準備OK!!
(ノコは簡単に手に入るスーパーソー)
○手順・作り方は自己流なので参考になるかは微妙ですが(爆)

○押さえ棒は押さえ金を置いて墨を付け穴を正確に開けるだけです。

○今回は1枚鉋として使って様子を見て2枚鉋にする予定。
(思ったより上手く納まったので)
2枚鉋にする時はコッパ返しを彫り直せば2枚鉋になります。
完成!!


○ポイント@
○市販の鉋台 ○自分で台打ちした鉋台
○違いは分かると思います。理由は・・・分かると思います(爆)
(仕込み勾配は同じです)


○今回は鉋台を3丁作りました。
 上から
 寸八・・・長台・雄岡山 (今井鉋製作所)
 寸八・・・少し長台・宝仙 (山本鉋製作所)
 寸六・・・?


 それぞれに気になる部分ができましたが(笑)

 厚み・巾は・長さは色々と変えました。
それぞれ使って気になる様なら切ったり削ったりで普通のサイズにするつもりです。

 鉋台を作ると色々と解って仕事にも良い方向に働くと思います。

 少し前までは自分で作ろうと思わなかったのですが、福井で上條さんに私の鉋を見てもらった時に「一度鉋台を自分で作ってみれば良い」と教えて頂き、何か得る物があるんだと思い重い腰を上げた(爆)

 鉋台を作る事は自分にとってプラスになったと実感!!


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