玄翁(げんのう)エピソード編 |
私の使っている玄能(かなずち)です。 |
○浩樹200匁だるま玄翁
浩樹200匁だるま玄翁!のぼり刃物店で一目惚れ(爆) だるま玄翁は短くあまり好きでは無かったのですが、浩樹のだるま200匁は絶妙な長さで柄が理想の仕込みが出来そう!! たまらず購入(核爆) もちろん形もバランスも櫃穴もかなりの男前!! まさに叩き鑿を叩く為の漢の玄翁(爆) 刻みでは無くてはならない相棒となってます(^^)v |
左からかなずち・中玄能・大玄能。 それぞれ柄は自分で作って仕込んでいます。 手の大きさ・腕の長さが人によって違う為、市販の柄で 間に合う時もあるので必ず一から自分で作る必要は無い と思いますが、長く使う道具なので自分に合う様に作っ ておけば仕事も楽になると思います。 (柄は白樫です) |
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大玄能・柄を真っ直ぐ仕込まず、 柄が真っ直ぐでないのが 玄能の柄だと思います。 |
縦に見たらこんな感じに私は作っています。 長さは・・・説明するまでもないかな(^^; |
かなずち・柄は真っ直ぐに仕込んでいます。 |
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中玄能・少し自分の思惑とは違う感じになりましたが 合格かな? 次に柄を仕込む際はもう少し良い感じに したい(^^; |
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総て自分で買った物で特別高価な物ではありません。 大工を始めた頃は全くの無知で初めから付いていた市販の柄のまま使ったていました(^^;; 人から教わったのではなく、本で調べたり自分で考えながら柄を作り仕込む様になり、 後から高価な物が売ってある事を知りました(^^;; 高価な玄能は値段が結構するので今のところ手がでません(笑) 穴の開き具合・重量のバランス、仕込む際にある程度は自分でなんとかしています。 (いいか悪いか知りませんが、良い物のマネをして(^^;;) 「浩樹」を購入する以前の事です! |
○「浩樹」150匁玄翁
柄の仕込み直し 2010/6/10 |
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購入先はのぼり刃物店です。 本当は玄能200匁をお願いしていたので150匁では無かったのですが・・・OKです(爆) のぼり刃物店HPで入荷の案内を見てたまらず相棒「西山くん」に連絡!! 現物を見たくて仕事が片付きしだい二人でスクランブル発進(爆) 離陸前に林さんに「予告状」を電信!!玄能「浩樹」確保予定!?よろしく??? 到着後現物を確認!!・・・二人そろって頂きます(爆) わいわいと話も盛り上がり楽しい時間でした。 200匁が出来るのを楽しく待ちます!!(^^) |
○浩樹やまきち型150匁玄翁(玄翁か?金槌か?・・・金槌のページにも載せてます) 以前から「やまきち型」に興味があったのですが、全長の短さが気になっていました(^^; 150匁の全長は私的にはGOOD(^ー^) 鈍臭い感じの、かわいい玄翁で気に入ってます! 150匁あると、鑿も楽々叩けます♪ この柄は白樫で、真っ直ぐに仕込みました。(理由は、金槌のページに書いてます) |
次の仕込みの為に大まかに柄の形を作って置いておきます。 柄を使う度に次の柄の準備を私はしています。 (私が切り倒した白樫なので愛着も湧きます(^^) |
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「玄能の曲がり」 私の場合は手首の負担・使い易さで鑿を叩くなら必要だと思っています。 曲がりは玄能のサイズで決まる一面もあるので曲がっていれば良いとは思いません(私の考えです) 画像は真っ直ぐ仕込んだ物を上に置いてわかりやすくしました。 この曲がりの分だけ・・・と言う事です。 この「曲がり」の考え方は使う立場の人によって違って良いと思います。 曲がりが必要な場合と、そうで無い場合があるので、要するに使い分けが必要! プロゴルファーが、ゴルフクラブを使い分けるのと同じで プロなら!大工職人なら!使い分けてこそ、本当の仕事が出来ると思っています! |
大工そういちの道具箱 |