大工ing活動開始!! 2007年2月吉日
(大げさかな(^^;)

大工ing 「鉋削り編」

「大工ing」とは大工をこれからもがんばっていく!と言う感じで付けた名前です。
現在、仕事では電動工具がメインで工法も熟練度を必要としない感じが多い中
出来るだけ大工らしい!!仕事を続けられる様に活動していきたいと思い発足しました!

(おおげさな集団では無いです(^^;;)  
仲間でわいわいやってる事に名前を付けた方が
やりがいが出て良いと思い発足!

大工の高みへ!!

今回の参加メンバーです!
場所は修成建設専門学校青垣キャンパスで修成の学生の一部も参加して行いました!
場所を貸してくださった修成の先生方ありがとうございます!

右から野下くん・岡本くん・坂上くん(学生)・中路くん(学生)・高田くん(学生)・私(奏一)・岩谷くん(学生)の七人です!


「鉋削り編」と言う事で鉋で上手く削る事にチャレンジです!
材料は桧。各自で削る材料は用意します。
(学生は用意が出来ないので学校から桧を5本用意してもらい練習です。)

材料の大きさは巾2寸〜1.8寸 長さ6尺5寸で行っていこうと思っています。
長い方が良いのですが保管や運搬の面で厳しくなるのでお手ごろな長さで!

木材は手に入りやすい桧で。


まだ厚い鉋屑ですがこんな感じで
さらに薄く削ります!
(私の鉋「水明」)
奏一の鉋削り 野下くんの鉋削り 岡本くんの鉋削り
岩谷くんの鉋削り 原石(謎)高田くんの鉋削り 坂上くんの鉋削り 中路くんの鉋削り

たんに薄く削るのが目的ではなく上手に鉋を使いながら薄く削るのが目標!
上手く使えて薄くなればなお良い!

今回の反省点は鉋くずを計測する計測器の種類に問題があり正確な数値は?でした。
15ミクロン以上なら鉋くずがしっかりしているのでまだ測れるのですが、それ以下
になると・・・どうも上手く測れません(風がある場所の影響もあると思いますが)

計測器は修成のマイクロメーターを貸して頂いたのですが、私も初めて使う計測
器の為、鉋くずを測るのには向いていない事を今回しりました。

やはりミツトヨ シックネスゲージ!手に入れたいが・・・先立つ・・・

計測器はやはり必要だと感じました!結果が出ると気合も出るので(笑)

単純に薄く削る事に夢中になってもだめです!
20ミクロン以下が出てもそれで木が仕上げられるかは別問題で
削った表面が曲線になったり逆目が起きたりする問題もあります。
(学生は身をもって体験したと思います)
10ミクロン以下が出せる技量があれば問題は随分違うと思いますが。


でもこの事が解るのも上手に鉋を扱う経験の一つだと思います!


次回の予定は4月以降で考えています。

私が分かる範囲で全部書けば良いのですが、努力して壁にぶちあったて
からの方が良い事もあると思います。
それに私の場合はかなり我流?かもしれませんし、色々とありますし?

道具を使う事に関しては誰からも指導を受けずに自分で悩み壁にぶち当たりながら
憶えていきました。時間はかかりましたが私は良かったと思います

私も砥石の事は色々な方に話を聞き勉強しました。(山城砥石・本白巣板を買ってからですが)

それに実際に会って話す事でお互いの上達があると思います!
(そのうち別ページで私の独り言を書くと思いますが(笑))

大工そういちの道具箱